クロノスに10分の壁は存在しなかった

ふとしたきっかけでAmazonで見つけたNEXTの精密コマ。 ステンレス丸棒から削り出した本物だけが持つ存在感に惹かれ最初はいかにも コマらしいウラヌスを購入した。 その曰く言い難い魅力に取りつかれてより長く回るクロノスも手に入れた。 そうして「コマ記録に挑戦!」を知り10分の壁を突破する目標に童心の血が騒いだ。

コマを回してみた感想

回っているのだが静止しているような姿と時間が全てであり、それは 美しく新しく柔らかく懐かしく豊かで穏やかである。

長く回すためのコツ

本当に紆余曲折、様々な試行錯誤で念願の10分以上の回転を実現できた。 それの貢献度の実感は、コマ本体50%、コマ台(自宅にあった白く堅く浅い皿)15%、 DLC+WPC(コーティング等処理)15%、(諦めない)情熱10%、回す技8%、+α2%。 最後の2%は秘密だが効果の程は明快でないので悪しからず。
今後の課題は、達成した記録をいかに映像に残せるかでしょう。 けれども、実は記録を競うよりもゆったりと無心になれる時間を楽しむのが一番です。

今後の要望

クロノスで究極を求めると金属表面処理は有効であり、あらかじめコーティング処理した 鋼球を圧入する少し高価な別バージョンの追加はより価値を高めると思います。