Chronus Class

８分は簡単に超えることができるようになりました。私が栄光の誉あるクロノス級初代チャンピオンになれたことは生涯の喜びであります。 しかしながら、すぐに破られる記録でしょう。非公式で８分４０秒が出たこともあります。９分台を誰が出すかの厳しい闘いが予想されます。

みなさん、指紋が無くなるまで修行です。私も日々精進致します。

このコマを知ったのは、子にブリキゴマを買ってやろうと、Amazonで検索した ところ、ブリキゴマと共に「精密コマ」が見つかったからです。「コマ回しが好 き」＋「金属好き」の私としては見逃すことはできず、購入しました。せっかく なら究極のコマをさらに極めたいということで、NEXT-CHRONUSを選び、購入後に DLCコーティングを依頼して得られた最長記録です。腕より道具。

コーティング前は殆ど7分台でした。まわす場所選びに迷いましたが、SUS天板の キッチン台に落ち着きました。コーティング後トライしてみると、最初から8分 を超えまして10数回で、この記録が出ました。回っている間は、目視では振れが 全く分かりませんし音も全くしません。最初の1分は位置が落ち着かないですが それを過ぎると、落ち着いて座っているかの安定感が美しいです。

道具は素晴らしいので、差が出るのは腕だと思って精進しています。推測です が、垂直に低く着地させるのがロスを減らし長く回すためのコツではないかと 思っています。あとは回す台の選択も重要だと思います。キッチン台以外で色々 試してみたいと思っております。

ふとしたきっかけでAmazonで見つけたNEXTの精密コマ。 ステンレス丸棒から削り出した本物だけが持つ存在感に惹かれ最初はいかにも コマらしいウラヌスを購入した。 その曰く言い難い魅力に取りつかれてより長く回るクロノスも手に入れた。 そうして「コマ記録に挑戦！」を知り10分の壁を突破する目標に童心の血が騒いだ。

回っているのだが静止しているような姿と時間が全てであり、それは 美しく新しく柔らかく懐かしく豊かで穏やかである。

本当に紆余曲折、様々な試行錯誤で念願の10分以上の回転を実現できた。 それの貢献度の実感は、コマ本体50%、コマ台(自宅にあった白く堅く浅い皿）15%、 DLC+WPC（コーティング等処理）15%、（諦めない）情熱10%、回す技8%、+α2%。 最後の2%は秘密だが効果の程は明快でないので悪しからず。
今後の課題は、達成した記録をいかに映像に残せるかでしょう。 けれども、実は記録を競うよりもゆったりと無心になれる時間を楽しむのが一番です。

クロノスで究極を求めると金属表面処理は有効であり、あらかじめコーティング処理した 鋼球を圧入する少し高価な別バージョンの追加はより価値を高めると思います。