モノづくりをする上で必要不可欠な、「モノを作りやすくするための道具」の総称。 語源は英語で、同じ意味を持つ英単語 “jig” に漢字を当てはめたもの。

長さの単位で1000分の1ミリを表す。μmと表示する。

切削加工をしやすくするために硫黄・鉛・リン・マンガンなどを混合した鋼のこと。

旋盤とは、材料を回転させながら、そこに刃物を当てることで削る工作機械。材料を回転させるので、丸い形状のものが出来上がる。NCは、Numerical Control の略。日本語では数値制御という。頭にコンピューター Computer を付けて、CNCという場合もある。工作機械独自のプログラミング言語により工作機械を動かし、ほぼ自動的に加工を行う事ができる。

NC旋盤などでの切削加工に用いられる工具のこと。先端に刃物が付く。以前は、超硬合金などをロー付けし、刃物の形状を作りこむことが多かったが、この30年ほどは、刃物部分だけを取り換えられるチップブレーカー方式が主流。

チップブレーカは、バイトの先端に取り付け、刃物の役割をするもの。加工する材料などにより最適なものを選べ、また、摩耗すると交換ができる。使用する材料、コーティング技術開発の競争が激しく、毎年多くの新製品が生まれ、非常に多くの種類ある。

細長い構造物の径・幅・厚みなどが、先細りになっていることである。丸形状の場合は、円錐状になる。 そのような設計にすることを「テーパーをつける」と言う。

ギザギザした形状に加工すること。日本での製造現場で一般的にローレットと呼ばれ、丸い材料の外周に加工する。精密コマでは軸に滑り止めとしてローレット加工を施しています。

めっきをする前に行う下準備の一つ。金属表面に付着した油脂分の除去を行う。

めっきをする前に行う下準備の一つ。硫酸や塩酸を使用して黒サビや赤サビを除去する。

青化銅メッキはピンホールなどの内部まで密着よくつき回るため、ニッケルメッキなどの下地メッキにも広く使用される。 この後のメッキの耐食性にも効果がある。

代表的なめっき処理。耐食性に優れ、銀白色の美しい色合いから装飾的価値が最も高く、適当な硬度があるなどの優れた特性を持つ。

耐食性にも優れ、特に美しい金属光沢から装飾用の最終仕上げめっきとして多く利用されている。めっき層の硬度が高く摩擦係数が小さいことから、耐磨耗性が必要な製品のめっきとしても重用されている。

円形形体の幾何学的に正しい円からの狂いの大きさをいう。任意の断面において測った最大径と最小径との差。

平面図形としての二つの円の場合、基準とする円の中心に対する他の円の中心の位置の狂いの大きさ。

長野県岡谷市でモノづくりに携わるオジサン達が作ったグループ

ネクストが2007年より開発・製造しているコマのこと。岡谷の技術で作られている

稜線部分を削って新たな面を作ること。加工後は、角がとがっていることが多く、ケガの原因になる場合があるので、両線を0.2~0.3mm程度面取りを行うことが多い。このわずかな面取りのことを、糸面取りという事もある。図面では、C0.5 と表示する。

半径(Radius)のこと。図面では、R3.2 と表示する。

二つの物体の接触面に平行にはたらく摩擦力と、その面に直角にはたらく垂直抗力(圧力)との比。 摩擦の種類、接する物質の違い・接触表面の状態などによって大きさが異なる。

金属を所定の高温状態から急冷させる熱処理。材料を硬くして、耐摩耗性や引張強さ、疲労強度の向上を目的とする。

素材の加工において塊(かたまり)から切削して形状をつくること。

旋盤加工において、加工後にワークと材料を切り離す加工のこと。通常、突っ切りバイトという比較的薄い板状の工具を使って行う。

強度や耐食性・耐久性を高めるため、表面をめっき、熱・化学処理などの方法で処理加工すること。ワークの材質や要求する仕様などにより多くの種類がある。

NC旋盤などで、工具・加工物を固くつかむための道具

電着作用によって金属表面に塗料や樹脂の塗装膜を作ること。自動車の車体や部品の下塗りなど、複雑な形状の塗装に利用